レバレッジド・ポートフォリオ 運用方針
TQQQ の持ち方
日々の下落に備える及び、大きな下落に備えるで考えた結果、このようにしてみたい。
- 上昇により、
2.2倍(227%)を下回った場合、2.8倍(179%)程度になるまで買いを入れる高い気がするので、見直す。2.5倍を上限に抑える。- 具体的には、時点での所有口数の1/4を購入する。
- 新規購入分は、5% 下の価格で、逆指値売りを入れておく。 「3倍で 10% 下落するとき、5% 時点で1/5売却」に近いことが実現できそう。
- この逆指値売りは安心できる。
- 下落により、
3倍(167%)を上回った場合、2.5倍程度になるまで売る。もっと倍率を下げる- 購入時の逆指値の売りを確実にしていれば、3倍を上回る状態になる可能性は低い。
- 逆指値の売り価格を見直し、1/5 程度は、5% 下の、1/5 程度は、10%の下の価格で逆指値売りを入れておく。
- 恐慌レベルの下落と思われる場合(下落の売りが、短期間に2回以上生じた場合)、2倍まで倍率を落とす。
TMF の持ち方
TQQQ:TMF = 6:4 ~ 7:3 が、リターンが高い。45:55 位がシャープレシオ(Sharpe Ratio)が高い。リターン重視で、TQQQ の持ち金額の半分程度 TMF を持つようにしたい。TQQQ は2倍以上のレバレッジ運用ができるので、有効証拠金額の2倍以上の運用ができる。 よって、トライオート ETF 口座の必要証拠金の2倍(保有金額の 40 %)から、3倍程度(有効証拠金額の2倍程度)になるよう、3か月に1度リバランスを行う。TMF は、SBI 証券の、NISA 又は特定口座で現物保有する。
付録: 有効比率と倍率
トライオート ETF では、有効比率が表示される。これは、必要証拠金に対し、評価損益を加味し、有効証拠金額を計算した後、必要証拠金に対する、有効証拠金額の比率を % で示している。これと、本稿で述べてきた実効倍率の関係を表にしておきたい。
商品金額 | 必要証拠金 | 有効証拠金額 | 実効倍率 | 有効比率 |
10,000 | 2,000 | 10,000 | 1.0 | 500% |
20,000 | 4,000 | 10,000 | 2.0 | 250% |
21,000 | 4,200 | 10,000 | 2.1 | 238% |
22,000 | 4,400 | 10,000 | 2.2 | 227% |
23,000 | 4,600 | 10,000 | 2.3 | 217% |
24,000 | 4,800 | 10,000 | 2.4 | 208% |
25,000 | 5,000 | 10,000 | 2.5 | 200% |
26,000 | 5,200 | 10,000 | 2.6 | 192% |
27,000 | 5,400 | 10,000 | 2.7 | 185% |
28,000 | 5,600 | 10,000 | 2.8 | 179% |
29,000 | 5,800 | 10,000 | 2.9 | 172% |
30,000 | 6,000 | 10,000 | 3.0 | 167% |
31,000 | 6,200 | 10,000 | 3.1 | 161% |
32,000 | 6,400 | 10,000 | 3.2 | 156% |
33,000 | 6,600 | 10,000 | 3.3 | 152% |
34,000 | 6,800 | 10,000 | 3.4 | 147% |
35,000 | 7,000 | 10,000 | 3.5 | 143% |
40,000 | 8,000 | 10,000 | 4.0 | 125% |
45,000 | 9,000 | 10,000 | 4.5 | 111% |
50,000 | 10,000 | 10,000 | 5.0 | 100% |
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